米国市場まだ伸びる、ブリ勉強会で海外戦略などを論議

2017年7月12日

総合討論では会場の生産者からも多くの意見が出た

総合討論では会場の生産者からも多くの意見が出た

 水産研究・教育機構が主催する「第3回ブリ類養殖振興勉強会」が10日、福岡市の電気ビルで開かれ、養殖業者ら関係者約240人が出席した。育種や低魚粉飼料開発といった注目の話題のほか、養殖ブリのほとんどの輸出先となっている米国マーケットについての高い可能性などが紹介された。

 米国在住約30年で、水産物を主力に扱うUSAトレーディングコンサルタントの西永豊光氏は「米国におけるブリマーケットはまだ伸びしろがある。日本人はどうしても刺身需要ばかりを考えてしまうが、冷凍ブリをナイフとフォークの文化に合わせた商品として企画、提案することで十分に輸出量を伸ばせる」との見方を披露、米国市場の可能性の高さを指摘した。

 ヤマトグローバルロジスティクスジャパンの下簗亮一国際戦略本部課長は、沖縄空港を物流ハブとして活用している現状を紹介し、顧客からのラウンド処理をしてほしいとの要望に応えて加工場建設の準備をしていることを明らかにした。、英国規格協会と連携し、保冷宅配サービスの国際規格の策定にも取り組み、温度変化の少ない輸送方法を世界各国に普及させ、冷蔵市場の活性化戦略を紹介した。[....]