築地最後の「水神社正月祭」、豊洲移転で遷座が予定

2016年1月8日

 築地魚河岸会(伊藤宏之会長)は6日、東京・築地市場の一角にある魚河岸水神社遥拝所で、築地最後の「水神社正月祭」を開いた。11月の豊洲市場移転では水神社の遷座が予定されているが、伊藤会長は、「無事に遷座事業を終え、新たに建設した遙拝所で祝える日を早く迎えたい」と述べた。

 神事は本殿のある神田明神から清水祥彦権宮司らを迎え行われた。築地で扱う生鮮品などを中心とした供物を前に祝詞奏上。出席者一人ひとりが神前に玉串をささげ、市場発展を祈願した。

 あいさつした清水権宮司は、伊勢神宮の式年遷宮が無事完了したことを例に挙げて、水神社の遷宮事業に取り組む同会幹部らを激励。「神仏それ自体には力はないが、皆さまの神仏を崇め奉る真心がある限り、(水神社の)400年の伝統が受け継がれるものと思っている」と諭し、築地魚河岸会会員らの強い結束を促した。[....]