築地上半期扱い数量6・6%減、魚価高助けに金額微増 

2017年10月4日

 東京・築地市場水産卸7社の2017年度上半期(4~9月)取扱高がまとまった。それによると数量は6・6%の大幅減。12年度上半期以降では下落幅が最大となった。ただ、魚価高を背景に金額は微増し、14年度上半期以来のプラスに転じた。

 合計の数量は23万79トン(6・6%減)、平均単価はキロ954円(7・7%高)、金額は2193億8900万円(0・5%増)。うち、本業(場内取引)は数量が19万612トン(5・5%減)、平均単価992円(6・2%高)、金額が1890億2000万円(0・4%増)だった。

 会社別にみると金額増は3社。伸び幅の大きい順に丸千千代田水産(4・4%増)、中央魚類(3・9%増)、大都魚類(1・3%増)。本業に限定すると築地魚市場も増加した。

 魚種別にみると、序盤は比較的堅調だったが、鮮魚がアニサキス報道後に失速。慢性化している薄漁も重なり伸び悩んだ。高騰著しい赤身マグロの不振も重なり、第2・四半期は苦戦を強いられた。

 金額そのものは、魚価高の助けもあって久々のプラスとなったものの、単価高の折に接する、利益確保ができない状況に苦しめられた。[....]