第88福一丸が進水、共通舟型・仕様でコスト削減

2019年12月2日

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進水する大型海まき船・第88福一丸

水産庁の漁業構造改革総合対策事業のもうかる漁業創設支援事業で承認された「海外まき網漁業地域プロジェクトⅢ」(事業実施者=海外まき網漁業協会)により、福一漁業㈱(近藤一成社長、焼津市)が建造を進めている海外まき網船・第88福一丸(760トン)が11月27日、静岡市の㈱三保造船所で華やかに進水した。

 水産庁がもうかる漁業に追加した「資源管理・労働環境改善型漁船」の実証事業を活用。海外まき網漁業長期代船建造計画に沿って国際競争力をもった760トン型改革型漁船を共通船型・共通仕様で3隻導入して建造コストを1割下げるほか、資源に配慮しつつ生産性、労働環境、居住環境、安全性の向上や収益性の改善を目指した海まき船が来年にかけて3隻建造予定で、新船はその2番船。

 近藤福一漁業社長が新船を「第88福一丸」と命名、出席者が玉串をささげ、近藤社長が支綱を切断すると、新船は船台を滑り駿河湾に雄姿を浮かべた。来年3月末に完成・引き渡しが行われる予定。[....]