[1029]第17回日中漁業共同委員会の結果について

2017年2月3日

 昨年11月21日から11月23日まで中華人民共和国の厦門で「第17回日中漁業共同委員会第2回準備会合」および11月24日に「第17回日中漁業共同委員会」が開催されました。この会議には日本側政府代表として長谷成人水産庁次長、四方敬之外務省アジア大洋州局参事官、中国側政府代表の張顕良(チョウ・ケンリョウ)農業部漁業漁政管理局長、王小龍(オウ・ショウリュウ)外交部辺海司副処長が出席しました。

 会議では2016年漁期の相互入漁における操業条件や、東シナ海の資源の保護の推進等について合意されましたので、今回はその結果概要についてお知らせいたします。

 1.我が国EEZにおける中国イカ釣り漁船の操業条件等
 下記により、我が国イカ釣り漁船の円滑な操業を確保
 ・我が国漁船と中国漁船との船間距離3マイルについて中国漁船に対し指導
 ・中国イカ釣り漁業の漁船隻数、漁獲割当量の削減(前年比8隻減、621トン減)

 2.東シナ海の資源の保護の促進
 ・中国の無許可漁船の根絶対策の促進
 ・暫定措置水域における中国の許可漁船の隻数および漁獲量上限の努力目標値の削減
  (前年比193隻減、1万8372トン減)
 ・暫定措置水域における中国まき網漁業の漁獲量上限の努力目標値の新設
  (中国まき網漁業の努力26万6000トン)
 ・中国の虎網漁船などの管理強化(隻数の凍結及び今後の削減等)の継続

 3.参考(2016年の操業条件)
 (1)相互入漁(相手国EEZでの操業)
 <我が国漁船>
 ・総隻数:290隻(前年比8隻減)
 ・総漁獲割当量:8720トン(同621トン減)
 ※中国EEZでの日本漁船の操業はない。
 <中国漁船>
 ・総隻数:290隻(前年比8隻減)
 ・総漁獲割当量:8720トン(同621トン減)
 うち、底びき網漁業:隻数240隻、漁獲割当量5200トン。イカ釣り漁業:隻数50隻、漁獲割当量3520トン
 (2)暫定措置水域における操業隻数と漁獲量の上限目標値
 ・日本:800隻以内(前年同)、10万9250トン(前年同)
 ・中国:1万7307隻以内(前年比193隻減)、164万4000トン(前年比1万8372トン減。うち、まき網漁業26万6000トン)

(水産庁国際課)