秋サケ活発な発進、昨年2倍入荷で札幌市場初セリ

2018年9月4日

札幌市場でセリにかけられた新物秋サケ

 札幌市中央卸売市場で3日、北海道産秋サケの初セリが行われた。入荷量は低調だった昨期の2倍以上とまとまり、中心相場も昨年に比べ冷静な水準で発進した。
 北海道の秋サケ漁は、8月30日のえりも以東地区を皮切りに幕開け。3日、同市場には主に9月1日に日高地方などで水揚げされた秋サケが入荷した。数量はカネシメ髙橋水産、丸水札幌中央水産の両卸合わせて、一尾入り発泡箱800箱、木箱(約20キロ入り)450箱の合計約11トン。台風や親魚確保のための自主規制の影響で、約4トン低水準だった昨期を大きく上回った。
 セリでの最高値は日高のブランド秋サケ「銀聖」のメス(目回り4・7キロ)のキロ5678円。オスでは目回り5・8キロの銀聖の4555円。最高値としては昨年を約5割上回った。卸関係者によると、今期は全体に小ぶりで、要件である3・5キロ以上の個体が少なく、相場が押し上がった。
 今期の秋サケは研究機関の来遊予想で前年比8割増の3137万尾と昨期からの復活が見込まれる。卸関係者は「きょうの相場は量販していくにはまだ高いが、漁獲が進むにつれ徐々に落ち着いてくると思う。今年の秋サケへの期待は強く、安定した漁獲と相場が続くことを願いたい」と話していた。[....]