神奈川海洋科学高に新実習船湘南丸完成、榊校長に聞く

2018年2月13日

「水産の将来を担う漁船乗組員を育ていく」と決意と語る榊校長
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「水産の将来を担う漁船乗組員を育ていく」と決意と語る榊校長

 代船建造を進めている神奈川県立海洋科学高校の新実習船・湘南丸(696トン)が2月中に完成の運びとなった。榊彰義校長は水産の将来を担う漁船乗組員を育てるため運航していく決意を語った。
 現湘南丸は646トン、船員23人、指導教官2人、生徒を合わせ定員80人。航海士、機関士養成に貢献し、マグロはえ縄漁業実習を行うなど水産教育を担ってきた。。
 現・湘南丸は建造後19年が経過し、5代目となる新実習船の建造に踏み切っていただいた。新・湘南丸は現船より大きくなる。次年度には4人の女生徒が乗船する予定で、そのための女性指導教官の乗船も含め、船内の居住環境に配慮できることになった。
 外国航海にも対応するために脱硝装置を装備し、海洋環境保護に万全を期す。さらに、航海士の資格を取得するために講習の修了が必須となるECDIS(エグジス=航海用電子海図を表示させるシステム)も装備するなど、船舶の幹部候補生育成に全力投球できる実習船が間もなく完成する。
 私は全国水産高等学校長協会の理事長として、新たな水産基本計画を推進する漁船員確保養成プロジェクトに関わっている。全国的にも漁業現場が体験できる実習船の充実がさらに重要になるだろう。
 3か月おきに休暇が取れるような新しい「働き方」を見いだす可能性はないかも、提案したい。
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