玉冷相場修正に期待感、全国ホタテ荷受・荷主取引懇

2017年5月26日

全国から210人が集まり、今年のホタテ製品の販売政策を討議した

全国から210人が集まり、今年のホタテ製品の販売政策を討議した

 北海道水産物荷主協会(宮崎征伯会長)主催の「第23回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会」が24日、札幌市のホテルで開かれ、道内のホタテ加工業者や全国の荷受、商社関係者ら約210人が玉冷製品、ボイル製品の販売策について意見交換した。両製品とも来期は増産が予想されており、それを見据えた価格形成、マーケットの構築が重要との認識が示された。

 玉冷製品の昨期の販売は、平成27年度から続くオホーツク産原貝の減産に起因した高相場がネックとなり苦戦。特に内販でマーケットの縮小が進んだ。しかしオホーツク産原貝は来年には低生産期を脱する見込みであるほか、主要輸出先の米国のホタテの生産水準が今期から回復していることを背景に、会議では供給量が増加する来期を前に、いかに内販マーケットを再構築するかが論点となった。

 生産関係者は「輸出に陰りがみえる中、国内マーケットが重要。今年からそのための流通の整備を進めてほしい」と発言。荷受からは「価格が安くなったとしても、その分消費が増えるかどうか」と不安を表明する声も聞かれた。[....]