漁獲量全国1の茨城常磐まさば、一斉販売で認知度向上

2016年12月14日

プライドフィッシュ「茨城常磐のまさば」の試食販売=イオンつくば店

 全国1位のサバ漁獲量を誇る茨城県が、今が旬の「茨城常磐のまさば(プライドフィッシュ〈PF〉選定)」の認知向上を図るため、関東圏の量販店で一斉販売の試みなどを始めた。

 全国で漁獲される56万5000トンのサバ類のうち、14万3400トン(平成27年速報)が茨城沖で漁獲されており、茨城県は24年から連続全国1位の漁獲量。漁獲の大部分は県所属の大中型まき網によるマサバとゴマサバだ。JF茨城沿海地区漁連は11月~翌年1月に漁獲されるマサバを「茨城常磐のまさば」として、JF全漁連が推進する冬の「プライドフィッシュ」に選定している。

 北海道や三陸沖まで北上し体に脂肪を豊富に蓄え丸々と太り、秋以降に茨城沖に南下してきたサバは、他産地のブランドサバと比較しても脂肪含有量は遜色ないことが分かっている。茨城県では、冬の魚としてアンコウをプライドフィッシュに選定しているが、日本一の漁獲量を誇り、旬で脂の乗りがよい茨城のマサバの認知度を上げようと、県は量販店9社と卸売業者、加工業者などと連携し、関東圏で9日から3日間、一斉キャンペーンを展開。10、11日の両日にイオンつくば店で実施した水産物フェアではJFはさき漁協の職員らが店頭に立ち、「茨城常磐のまさば」を説明しながら、買い物客に試食を勧めた。「新鮮で脂が乗っていておいしい」という声も聞かれ、好評価だったよう。イオンリテールの高橋大氏は、「『茨城常磐のまさば』の販売は非常によい反応」と手ごたえを語る。[....]