漁業現場でドローン活用へ

2016年5月2日

高所に巣をつくるカワウ、撃退に危険が伴う

 ドローン(小型無人飛行機)がもつ特性を漁業へ活用する試みが、各地で進んでいる。広範囲の海域を短時間で探索する“目”や、危険箇所で作業する“手”となることで、省力・省人・安全策が飛躍的に改善されると見込まれるためだ。
 海洋水産システム協会を代表機関とする「ドローンを利用した高効率漁場探索システムの開発」が、農林水産省の「革新的技術開発・緊急展開事業」に採択された。カツオ漁で重要な「鳥付き群れ」と呼ばれる海鳥群発見を、乗組員でなく、ドローンに搭載したカメラで行う。
 国産ドローンの製造・販売、利用提案を行う自律制御システム研究所は、滑走路を必要としないヘリコプターの垂直離着陸性能と、固定翼機がもつ長距離高速飛行を両立するVTOL機を開発している。千葉・幕張メッセで先に開催された第2回国際ドローン展で公開された。[....]