漁業就業者28年4%減で16万人割れも、農水省調査

2017年3月30日

 農林水産省が28日発表した平成28年漁業就業動向調査によると、漁業就業者は前年に比べ4%減、16万人割れが目前となった。年齢階層別では6階層すべてで前年を下回っており、漸増傾向にあった若年層も減少に転じた。

 満15歳以上で漁業の海上作業に年間30日以上従事した漁業就業者は11月1日時点で16万20人と27年の16万6610人に比べ4・0%、6590人減少した。これは「漁業就業者の高齢化などにより、廃業や海上作業日数が減少した」(大臣官房統計部)ため。

 就業者数を10歳刻みの年齢階層別にみると、すべてで減少。最も多い65歳以上の5万9270人をはじめ、55~64歳3万6420人、45~54歳2万5890人、35~44歳1万9260人、25~34歳1万3280人は約2~7%の範囲で減っている。最も若い階層の15~24歳は5920人で、4・1%減少。27年は6170人、26年も5830人と2年連続で増えていたが、再び減少に転じた。

 男女別就業者数は男性13万9490人(前年14万4720人、3・6%減)、女性2万530人(2万1890人、6・2%減)。自営、漁業雇われ別では、自営のみ従事者9万5740人(10万520人、4・8%減)、雇われ従事者6万4280人(6万6100人、2・8%減)。[....]