漁村から女性目線水産6次化、里海シンポで石野氏

2018年5月23日

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「宝を宝として見せる工夫が重要」と話す石野氏

 Japan Times Satoyama推進コンソーシアム(末松弥奈子代表)は16日、東京・永田町の都道府県会館で里山・里海活動の実践者を講師に迎えてシンポジウムを開催。水産業界で活躍する女性も発言し、地場に揚がる水産物を核とした6次産業化への取り組みが紹介された。
 「女性活躍×里山・里海」をテーマにした実践団体のセッションでは、広島県呉市の㈱石野水産の石野智恵氏らが登壇。同市倉橋島チリメン漁業の網元で生まれ育った石野氏はチリメンジャコを加工・販売する6次産業化を開始。「次世代に島のよさを残していきたい」という思いから商品のパッケージには島の特徴を記し、ストーリー性をもたせた。
 メディアへの発信にも旬を意識し、都内のアンテナショップで販売する際にはチリメンジャコを山盛りにして並べ迫力のある仕掛けで行列をつくった実績を、「宝を宝に見せる工夫が重要」と語った。
 山口県萩市の㈱GHIBLI(萩大島船団丸)の坪内知佳代表は6次産業化の要として「どのように商品化して価値付けし、発信していくかが重要だ」と明言。県外の出身で異業種から漁業へ参入したが、「自分のもっていた常識は切り捨て、現場の目線に立つことが肝心」と秘訣(けつ)を語った。[....]