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淡路島サクラマス稚魚池入れ、新ブランド来年3月発売

2016年12月15日

体重1キロで、ブランド魚に育つのが楽しみな「淡路島サクラマス」

 JF福良漁協(前田若男組合長)は、昨年実施したサクラマス3000尾の試験養殖を踏まえ、今期は2倍となる6000尾を静岡県の業者から購入して池入れした。来年3月から「淡路島サクラマス」の販売を開始し、「淡路島3年とらふぐ」に続く新たなブランド品の確立を目指していく。

 搬入日の7日、平均体長約26センチ、重さ約200グラムの稚魚をイケスに仮設したブルーシートに収容し海水を混ぜながら2時間ほど慣れさせたあと、漁港内近くにイケスを移動して養殖を開始した。養殖イケスは年明けに沖へと移される予定。
 淡路島・福良湾周辺は鳴門海峡の潮流によって春先も比較的水温が低く、水温が上がりやすい瀬戸内海の中でも低温を好むサクラマスに適した海域。昨年は大きなもので2・5キロ以上にまで成長した。昨年は適応がうまくいかず生残尾数は約1500尾。生残率は5割にとどまったものの、地元での試験販売などを通じて養殖の拡大に向け、手応えを得た。

 魚体1キロ以上に成長し、身色が鮮やかなピンク色になる見込みの来年3月1日から供給を開始し、5月まで南あわじ市内の飲食店20店で丼などとして販売。観光客や地元民を巻き込み、冬のトラフグ、夏のハモとの間となる春の観光シーズンを中心に「淡路島サクラマス」を内外に浸透させていく。 前田組合長は「稚魚は元気で期待できる。春の淡路島サクラマスを定着させていきたい」と話す。[....]