海面サーモン養殖協発足、内・海水面連携で成長産業へ

2018年9月10日

 全国海面サーモン養殖推進協議会は6日、東京・港区の三会堂で設立総会を開いた。海水を利用した陸上養殖を含む海面サーモン養殖の成長産業化を実現するため、国内外の情報分析や、内水面と海面の養殖業者が連携できる体制構築を目指す。全国水産技術者協会の川口恭一会長を代表に選出した。
 保科正樹水産庁増殖推進部長が「養殖は大きな成長産業だ。戦略的養殖品目の設定や優良種苗、低コスト飼料などの技術開発、養殖場としての漁港の有効活用、輸出促進のための環境の整備を行う」と方向性を表明。「2019年度予算で養殖業の成長産業化推進事業や先端的養殖モデル地域の重点支援事業の概算要求も行った。海面養殖の成長産業化を水産庁としても推進していきたい」と語った。今後の事業計画として、防疫体制の整備や国産サーモンの強化を挙げた。
 役員には幹事に全国養鱒振興協会の小堀彰彦会長、全海水の長元信男会長、全国養魚飼料協会の力武安之理事長、マルハニチロ㈱の伊藤暁養殖事業部長、㈱オカムラ食品工業の岡村恒一社長、みやぎ銀ざけ振興協議会の宇壽山純一会長代行の6人を選出した。会員には約50の企業、団体、漁協、大学と関係県が名を連ねる。事務局は全国水産技術者協会。[....]