海洋ゴミ流入抑止へ、日本で初の国際シンポジウム

2016年1月26日

日本で初の国際シンポ

 海ゴミに関する日本で初めての国際シンポジウムが23日、東京・港区の東京海洋大学品川キャンパスで、環境省と東京海洋大学の共催で開かれた。日本をはじめ、中国や韓国、英国、豪州、米国ハワイ、ロシア、カナダの科学者らが集まり、海洋ゴミの分布実態や、プラスチックが細分化され5ミリ以下になった「マイクロプラスチック」の生物への影響を報告した。

 プラスチックゴミは豪州の研究者の試算によると、年間840万トンが海洋に流れ込んでいると報告されたが、実際の数量の実態は分かっておらず、流入経路についても、まだ不明な点が多い。

 海洋物理学の観点からこの問題を調査している九州大学の磯辺篤彦教授によると、「東アジア海域では、172万個のマイクロプラスチックが見つかり、ほかのどの海域と比較しても1ケタ多いレベルで見つかっている」と指摘[....]