海まき88光洋丸に「シップ・オブ・イヤー」を授与

2016年7月11日

原壽・日本船舶海洋工業会長㊨と表彰された白須邦夫・東海漁業社長(隣)

 日本船舶海洋工学会が授与する「シップ・オブ・ザ・イヤー2015」の漁船・作業船部門に選定された共和水産の連結子会社、東海漁業の海外まき網漁船・第88光洋丸に対する海事三学会(同会、日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会)の表彰式が7日に都内の海運クラブで行われた。
 88光洋丸(760トン)は、漁労作業の効率化や省エネ、安全性の飛躍が「新時代を切り開くモデル漁船」と評価されての受賞。国の「もうかる漁業創設支援事業」を活用し、新潟造船で建造、昨年3月に竣工した。入漁料の高騰や国際規制の強化が著しい中部太平洋操業のリスク回避を目的に、インド洋漁場の開拓も進める「2海域操業体制」に挑んでいる。
 同部門の受賞は大学の練習船が多く、漁船は2年ぶり。東海漁業の白須邦夫社長は、「業界の皆に喜んでもらえる」とし、明るい表情で関係者らに謝意を述べ、「この船を十分に使いこなし、日本人に大切なカツオを供給していく」と、同本船の使命を語った。[....]