海の恵み次世代に、両陛下ご臨席し秋田で海づくり大会

2019年9月10日

おことばを述べる天皇陛下

 「第39回全国豊かな海づくり大会」が8日、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと秋田市で開催された。上皇さまから引き継いだ主要地方行事で両陛下のご出席は初めて。「海の恵みと美しさを次世代に引き継いでいくことは大切な使命であると考えます」と大会への「おことば」を述べられた。

 式典行事には県立武道館で開かれ、全国から約800人の水産関係者らが出席した。5月の即位後に初めてのご臨席となった天皇陛下から、上皇さまの負担軽減のため第28回大会から取りやめていた「おことば」が11年ぶりに復活し、「大会を契機として海や漁業への理解と関心がさらに深まり、豊かな海づくりの輪がここ秋田の地から全国へ、そして未来に向けて大きく広がっていくことを願います」と、期待を込めて語られた。両陛下による「放流魚等のお手渡し」では、県内の重要魚種ハタハタとサクラマス、アワビ、ワカメの種苗を水産関係団体の代表者ら4人へ手渡された。

 開催県の佐竹敬久知事は「この豊かな自然への感謝を新たにし、将来まで守り育て、次世代につなげていきたい」と、森川海の持続的利用に向けた取り組みを誓った。[....]