沿岸管理の長所崩さず、自民党沿岸漁業振興WTが報告

2017年9月5日

 自民党水産総合調査会沿岸漁業振興ワーキングチーム(WT、武部新座長)は8月31日、第10回会合を開催し、これまでの検討状況の報告と、盛合敏子JF全国女性連会長から漁協女性部の現状と課題、佐伯市でウニ醤油を開発した橋本千春グランプリマヴェーラ代表から、活動報告を聞いた。

 WTは、新たな水産基本計画が閣議決定されたことを契機として沿岸漁業のための施策の検討を行うため、今年5月から9回の会合をもち、水産庁、学識経験者、JF全漁連などからのヒアリングを実施し、議論を進めている。論点として「沿岸漁業の有する多様な価値とその役割」「持続可能な漁業」「生産性の向上と所得増大」「担い手の育成」を掲げ、特に①異業種企業など外部と沿岸域の連携の進め方②重層的な利用を行っている沿岸域の管理のあり方③浜プランなど各種取り組みによる生産性の向上、所得増大のあり方④中核的漁業者育成など、浜の生産体制の構造改革の進め方-協議してきた。

 異業種と連携を図っていく際には組合員として参入するなど地元漁業者が受け入れやすい方法について議論が必要であり、沿岸漁業管理の仕組みの「よいところ」は壊さない範囲が大切と指摘した。[....]