沖縄モズク、大幅減産の見通し

2016年3月18日

漁船が水揚げするモズクかご

 今期の沖縄産養殖モズク生産が大幅減少する見通しが強まってきた。低海水温と1月の異常寒波による芽落ちや生育不良で、県下ほとんどの産地で3月の採取量は軒並み減産、あるいは未収穫の産地もある。不作がほぼ確実として浜値も昨年より10%強高いキロ150円に上昇した。一方、テレビ番組でモズクが健康にいい食品として放映されたことから、店頭での売れ行きが増加するという明るい現象もみられる。不作と人気再上昇で、メーカーの原料買い付けが一気に活発化。産地への買い注文量が大幅に増えている。

 メーカーの中には「いつも前半は不作のアナウンス。最終的にはそこそこ数量がまとまる」と、例年の動きとして気にしていないところもあるが、最大産地のJF勝連漁協では「近年にない悪いスタート」(玉城謙栄参事)。[....]