沖縄のソデイカバブル終焉か、水揚げ増も魚価反落

2018年7月2日

 全国的なイカ不漁の中で注目された沖縄県の今漁期のソデイカ操業がほぼ終わった。推定では2400トン台まで伸びたとみられる。近年では「好漁」年となったが、高騰していた魚価はキロ1000円を切る水準に低下、「ソデイカバブル」の終焉(えん)との指摘も出てきた。
 県水産公社がまとめた2017~18年漁期(17年11月~18年6月末)の水揚量は18年4月時点で2275トン。前漁期同期比128%と3割増ペース。過去4年間は5、6月の2カ月分の平均水揚量が180トンだったことから、今漁期の水揚げは2400トン台半ばと推定される。
 漁協別の4月末水揚げはJF糸満漁協で522・2トン、JF与那原西原漁協が478・5トンと、いずれも前漁期を上回るなど「まずまずの成績だった」という。
 一方、魚価は、かつては650~700円程度から国内外のイカ不漁のため注目され、2年前ぐらい前から1000円を超し、1200円台の高値もみられた。
 しかし、異常高値で消費に陰りがみえはじめ問屋、加工メーカーの買いも鈍ってきた。このため900円台まで値下がり、一部で800円台も出ている。[....]