水産業に貢献する人材育成をテーマに、全水研が全国大会

2018年8月31日

(右から)最優秀賞の下戸さん、優秀賞の首藤さん、福本さん

 第54回全国高等学校水産教育研究会(全水研)の全国大会(主管校・徳島科学技術高校)がこのほど徳島市で開かれ、全国の水産・海洋系高校の教員約100人が参加して研究発表や討論を行った。
 「水産・海洋教育を活性化させる地域産業との連携はいかにあるべきか」と、2年目の「地域の水産業発展に貢献する人材を育成するための教育はいかにあるべきか」をテーマに、15歳以下人口が減少する中、各学校が特色を生かした水産・海洋教育を実践して地域産業に寄与する人材を育成した事例による研究発表を各分科会・学科別研究協議に分かれて行った。
 丸﨑敏夫会長(三谷水産高校校長)が「海洋立国日本の海洋教育」の重要性に言及。浜野龍夫徳島大学教授が「振り返れば地域連携-新しい漁業を創る」をテーマに講演。「マスメディアの後押しも活用し、地域環境などに配慮し、地元漁業者の利益を損なわないようにすることが重要」と解説した。
 「全国水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会」も行われ、各地区代表7人(男子5人・女子2人)が発表した。最優秀賞は京都府立海洋高校海洋科学科3年の下戸宥人さんの「50歳の私」が受賞。「2050年、私は海を守り、海に生きる地球人でありたい」と語り、高い評価を受けた。優秀賞は徳島科学技術高校海洋技術類2年の福本麻愉さんの「徳島の海の魅力を伝えたい」と福岡県立水産高校アクアライフ科3年の首藤冴哉さんの「魚が私に教えてくれたこと」がそれぞれ受賞した。[....]