欧州議会水産委がJF全漁連表敬、輸出対策など質問

2017年9月21日

輸出対策や魚食普及などについて全漁連と話し合う欧州議会委員会代表ら

輸出対策や魚食普及などについて全漁連と話し合う欧州議会委員会代表ら

 欧州議会水産委員会の委員は20日、JF全漁連を表敬訪問し、全漁連の組織、活動状況の説明や、全漁連が取り組んでいる浜プラン、流通対策、輸出を含めた魚食普及などについて話し合った。

 質疑では、ガブリエル・マトー委員(欧州人民党グループ)らから、①魚介類が水揚げ後、どのような形で流通されているか。生産活動や地域活動にJF全漁連はどのような役割を果たしているのか②輸出を含めて魚食普及対策をどのようにしているのか③日本の輸入魚の30%を占めるとされる違法・無報告・無規制(IUU)対策④漁業就業者の確保、高船齢漁船対策-などの質問が出された。

 これに対し全漁連の大森敏弘常務は輸出対策について、「EU・HACCPの取得に力を入れているが、米国より条件が厳しいことなどもあり、まだ30事業者ほどしか認証を取得していない。全漁連は将来のEU輸出に向けて、当面は東南アジア市場で展開し、将来は世界へ日本の魚を発信させていきたいと考えている」と説明した。

 IUU対策では、「日本の漁船が違法操業をするようなことはない。沿岸の密漁対策をしっかり推進している」などと語った。[....]