横浜本場が卸・仲卸一体型の低温化施設に新生

2016年4月15日

屋内荷捌き場での竣工式

 横浜市による「水産棟低温化改修工事」は、平成27年4月に実現した横浜市中央卸売市場南部市場の廃場および本場への統合と同時並行して進めていたもの。温度管理の面などで時代のニーズに合わない部分が出ていた本場を、一気に首都圏のトップを行く品質・衛生管理ができる卸売市場に更新することを目指した。

 総工費は48億円。卸売場と仲卸売場のある1階を断熱効果のある壁で取り囲み、出入り口にシートシャッターを敷設。空調施設を新設し、夏場に全体が冷やせるようにした。外気温が一定の温度(25度C)を超えた時期のみ運用し、光熱費の上昇を最小限に抑える。

 屋外駐車場だった一部のスペースに屋根を設けて作った屋内荷捌き場は、1420平方メートルのスペースを区画ごとに仲卸に貸与。それぞれの仲卸の方針次第では、買出人の利便性を高めることができる可能性を秘める。[....]