棒受けサンマ築地などに初入荷、脂乗り好サイズに人気

2018年8月8日

クリックで画像を大きく表示します

仙台市場で販売された生サンマ。脂乗った好サイズで活気。

 近年の不振から巻き返しが切望されるサンマ漁で6日、棒受網船による今漁期の初水揚げが道東であった。翌7日に東京・築地市場や仙台市場などの市場に新物として出回り、好サイズで脂の乗ったサンマに安堵(ど)の声が漏れた。大型船も「戦列」に加わる旧盆以降の漁に期待が高まる。
 東京・築地市場では、15~16尾入りの2キロ箱主体に約2200ケースが入荷。130~150グラム主体。キロ3500~3000円中心で、大型は6000~5000円と高値が付いた。
 卸担当者は「魚に丸みがあり、脂もある。今年はおいしいサンマが食べられそうだ」と話す。
 仙台市場への入荷量は約1トン。一尾130~150グラム中心。180グラム前後の良型もあった。買参人は一様に明るい表情。「昨年よりは大分いい。身も太く感じるね」などと評価していた。
 サンマ漁は10トン未満の小型棒受網漁船によるロシア二百カイリ内での操業がスタート。2隻が6日までに帰港し、北海道の花咲、厚岸でそれぞれ水揚げ。漁模様、魚体とも上々だったよう。厚岸では8・5トンが販売され、キロ3132~2948円(税込み)で取引された。魚体は140グラム台が6割と、盛漁期の9月でも120グラム前後だった昨期からみると、大きく良化した。[....]