枕崎カツオ節欧州一貫生産、仏ブルターニュに工場完成

2016年9月14日

ブルターニュ工場竣工を日本式に鏡開きで乾杯する日仏の関係者

 (株)枕崎フランス鰹節(鹿児島県枕崎市、大石克彦社長)がフランス・ブルターニュ地方の港町コンカルノーに建設を進めていたカツオ節製造の「ブルターニュ工場」が完成し、8月31日に現地で竣工式が開かれた。ブルターニュ地域圏会議副議長をはじめ現地の関係者、在仏日本大使館、九州経済産業局、鹿児島県、枕崎水産加工業協同組合、協力企業などの関係者総勢200人が竣工を祝った。

 枕崎フランス鰹節は平成26年に枕崎水産加工業協同組合や関係業者などが出資し設立。現地に工場を建設し、フランスの水産会社から買い付けた原料を使ってカツオ節を現地で一貫生産する。10月ごろから本格稼働し、荒節の削節のパック製品などを製造し、フランスを中心とした欧州の外食店などに販売していく。敷地面積は3530平方メートル、建築面積776平方メートル。

 大石社長は「本来のカツオ節が使われなければ、本当の意味での和食文化普及につながらないと感じた。やるからには日本産にも負けないブルターニュ産カツオ節を作りたい。この地から世界へと需要が増えていくことを期待している」と話した。式典会場では、ダシの試飲や削りのデモンストレーションのほか、削節を乗せたたこ焼きやカツオダシの効いたうどんなども振る舞われた。[....]