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東洋漁業の改革型まき網本船「第8源福丸」竣工

2016年4月18日

我が国初の鮮度保持システムを導入

 漁業収益の改善を目的にまき網漁業を経営している東洋漁業(長崎市、金子岩久社長)が代船建造していたまき網本船・第8源福丸(199㌧)が完成、14日、長崎市の渡辺造船所で内覧会が開かれ、関係者約100人が完成を祝った。
 水産庁の「もうかる漁業創設支援事業」により建造した改革型漁船で5月から3か年の実証試験に入る。現行の1か統5隻体制から灯船2隻を1隻に減らし、灯船1隻、網船1隻、運搬船2隻の計4隻体制にスリム化。乗組員も53人から48人に削減するなどにより、燃油、人件費、修繕費など一か統当たり約12%のコスト削減を実現した。総事業費は約17億円。
第8源福丸は、洋上でくみ上げた海水を自ら搭載した冷凍機で冷却し、0度Cの冷海水を造水。冷凍設備のない既存の運搬船に供給する、わが国初の鮮度保持システムを導入した最新鋭のまき網本船で、運搬船に積み込む氷の量を大幅に減らし、重労働で危険な氷の積み込み作業を改善。[....]