最後の北西太平洋鯨類科学調査終了、ミンク32頭捕獲

2019年6月27日

 新北西太平洋鯨類科学調査(NEWREP-NP)に基づきオホーツク海側沿岸域で行われていた調査が24日に終了した。捕獲頭数はミンククジラ32頭。捕獲個体の年齢情報や生物学的情報など得られたデータは、今後詳細な分析を行ったあと、5月に終了した太平洋側沿岸域調査のデータ(ミンククジラ47頭)と合わせて国際捕鯨委員会(IWC)科学委に報告される。

 NEWREP-NPに基づく日本沿岸域のミンククジラの調査は、太平洋沿岸およびオホーツク海側沿岸域で行われる調査で、実施主体は地域捕鯨推進協会。例年は鮎川(石巻)、八戸、網走、釧路沖の4水域で行われてきた。昨年末、日本政府がIWCからの脱退と商業捕鯨の再開を決めたことにより、7月以降は調査ができず、9月に行われる釧路沖の沿岸調査を残して終了した。

 今後は、これまでの調査の分析に加えて、商業捕鯨から得られる資源データおよび目視調査の分析結果を組み合わせ、より精緻な捕獲枠算出を目指す。また、IWC科学委に結果を報告するなど国際的資源管理にも協力する方針としている。[....]