春節“爆買い”、水産関連は売上増

2016年2月19日

 昨年の流行語大賞にも選ばれ、近年、増加する中国人観光客の「爆買い」。今年の春節商戦は、高価な家電商品など、「大量購入は控え気味」「客単価は減少傾向」といった報道もあるが、水産関連は数十万円の乾燥アワビのまとめ買いや、寿司屋では3000円のウニ丼がいちばんの売れ筋になるなど、飲食・食材への消費は旺盛で、売り上げも客数に比例して増加したという。

 春節休暇も終盤の16日、夕方で人影もまばらな築地場外市場(以下、場外市場)。閉店間際にもかかわらず、客が途絶えることのない店がある。塩干魚などを扱う江戸屋海産椎名だ。

 中国人観光客の一番人気を聞いたところ、1袋70万円(1キロ入り)の乾燥アワビを持ち出してきた。「昨年は1人で10袋買ったつわものがいた。今年はそういう人は見かけないが、1袋30万円のものが日々安定して売れている」という[....]