旬のマダラ解体に親子らくぎ付け、築地で食育料理教室 

2016年12月20日

マダラの口を広げて見せる石原氏㊨と鋭い歯に驚く子供たち

マダラの口を広げて見せる石原氏㊨と鋭い歯に驚く子供たち

 一般財団法人水産物市場改善協会は17日、東京・中央区の月島社会教育会館で、築地食育プラン親子料理教室「今年の冬は“たら”を食べよう」を開いた。小学1年生~中学1年生の児童・生徒と、保護者32人が参加、旬の食材マダラを使い「タラのホワイトシチュー」など3品を調理、試食した。

 参加者の目をくぎ付けにしたのは、「鮮魚アオキ」で働く現役の魚屋でおさかなマイスターの石山逸男氏によるオスの道産マダラの解体。東京圏では一尾売りをあまり見ないマダラを、丸の状態から捌かれていく様子を親子で見守った。旺盛な食欲を支える口の中の立派な歯を観察した子供たちは、丸々太ったマダラの迫力を実感。石山氏が腹を切って大量の白子と内臓を取り出すと、マダラはたちまち薄っぺらに。「魚屋には捌きがいのないお魚」(石原氏)というマダラの変わりように驚いていた。

 続いて、料理研究家でおさかなマイスターの馬場香織さんが「タラのホワイトシチュー」「ブロッコリーと蕪のたらこ和え」「柿のムース」の作り方を伝授。ホワイトシチューの仕上げで「タラにかたくり粉をまぶして湯引きすると、うま味が中に閉じ込められ、煮込んでも身がほぐれてバラバラにならない」とおいしさのひと手間を紹介していた。「ツナご飯」や「タラの真子の煮つけ」も振る舞われ、親子らは自作の料理と併せておいしくいただき。マダラの“親”と“子”双方の魅力を堪能した。[....]