日本品質+希少性に注目、初の輸出EXPO大きな成果

2017年10月17日

海外バイヤーに対応するJF全漁連ブース

海外バイヤーに対応するJF全漁連ブース

 食品の輸出に特化した初の展示会「第1回“日本の食品”輸出EXPO」(千葉・幕張メッセ)が13日、3日間の日程を終えて閉幕。70か国・地域の2800人を超えるバイヤーが来場、活発な商談が繰り広げた。「日本食の安全・安心、クオリティーへの信頼」を基本に「小規模でも日本でしか入手できない珍しい食材」を求めるバイヤーが目立った。

 日本製品の安全・安心面について、ワサビの金印㈱は、バイヤーの反応を「特に中国、東南アジアは日本に対し、憧れやクオリティーへの信頼が厚い」と分析する。

 ㈱紀文食品も「ねり製品は中国や東南アジアでも生産させているが、日本製ということでの安全・安心感が付加価値になっている」と語る。埼北水産㈱は、「『中国や東南アジアの養殖魚はどんな薬品が使われているか分からない』といったことが、日本の養殖魚を選ぶ理由になっている」という。

 香港や中国のバイヤーらは「自国(地域)でまだ流通していないものを探している」と口を揃える。JF全漁連のブースでは定番のホタテやイクラ、カニなどが中心ながらも、海外では珍しい「ほたるいかの黒造り」と、加工が難しい「イカソーメン」といった加工品が注目を浴びていたという。[....]