日本はもはや水産後進国、森山裕・新農林水産大臣が会見

2015年10月9日

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 7日に就任した森山裕農林水産大臣は、同日夜に農林水産省内で会見し、「(自民党農林水産部会の)水産専任部会長に就くまでは日本は水産先進国だと思っていた。しかし、今は水産後進国になってしまっている」と指摘した。諸外国は日本が培った技術と設備を用いて最先端の漁船を建造している一方、日本は、沿岸や遠洋問わず漁船漁業は問題を抱えていると言及。養鰻を含めた養殖業などにも活路を求めつつ、安倍晋三首相からも指示のあった「漁業・水産業の活性化を目指す」と話した。

 森山新大臣は、5日に大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)の閣僚会合が行われていた米国・アトランタから帰国。慌ただしい中での就任となった。

 「TPPが大筋合意したが、農林水産省としては農山漁村に悪影響がないようにしたい」と強調。影響については今後、精査し、「将来にわたって希望をもち、確実に再生産可能な経営に取り組めるよう対策を講じる」と説明した。[....]