日本の消費は利便性と原産重視、NSCセミナーで講演

2017年9月28日

講演するソウロNSCマーケットリサーチ・コーディネーター

講演するソウロNSCマーケットリサーチ・コーディネーター

 「日本・ノルウェーシーフードセミナー」(ノルウェー水産物審議会〈NSC〉、大日本水産会主催)が26日、東京・千代田区のホテルニューオータニで開かれ、「日本人と水産物-水産消費の未来」をテーマに、アイリック・ソウロNSCマーケットリサーチ・コーディネーターが、2012年から6年間日本で行ってきた水産物消費者調査「シーフードスタディ」の結果について講演。「日本で水産物消費を牽(けん)引しているのは『利便性』と『原産国』であることが分かった」と説明した。

 NSCはシーフードに関する意識調査をフランスやドイツ、韓国などでも実施。日本では1000以上の回答者を対象にフォーカスグループスタディや追加調査などを活用し精度を上げてきた。

 ソウロ氏は「日本の消費者は大半がスーパーで水産物を購入、若い層はオンラインでの消費が多い。レシピ検索などは約50%の人がオンラインで行っており今後オンラインに焦点を当てていくことも大事かもしれない」と見解を示した。さらに「原産地が重要」と大半の人が回答、より安全で確かなものを食べたいという意識の高まりがあると分析、「若い世代もこうのような意識をもっていることは将来の水産物消費のキーワードになる」と話した。[....]