日本の海はケイ素が不足/井上祥一郎・スーパー技術士に聞く

2016年1月5日

 日本の沿岸域で生産力が落ちていることは数字上でも示されているが、「何が原因」なのか、完全に特定されていない。現在も海水温の上昇、藻場・干潟など生産の場の減少、栄養塩類の供給不足-など、沿岸域はもちろん森・川など陸域までを含めさまざまな角度から検証は進められている。こうした中で、一つの明確な答えを打ち出しているのが井上祥一郎さんだ。
 専門は大学時代の造林、実社会での汚水処理、定年後、流域環境修復実学なのだが、自らを「技術市民」と名乗り、一つでも難しいとされる技術士資格を8つ(森林、上下水道、衛生工学、農業、水産、建設、環境、応用理学)も保有。現在は4社で技術顧問のような肩書をもつ。今は2位になってしまったが、長らく日本一の技術士資格の保有者として、現在もスーパー技術士と称されて[....]