日新丸船団が下関に帰港、新南極海鯨類科学調査

2016年3月25日

無事任務を終え帰港

 昨年末に南極海へ出発、65日間のハードな調査を無事終えた、新南極海鯨類科学調査団(NEWREP-A調査母船・日新丸ほか採集船、目視船など4隻)が24日、下関港に帰港。中尾友昭下関市長、本川一善農林水産事務次官、藤瀬良弘日本鯨類研究所理事長ら関係者に温かく出迎えられた。

 今回の調査は、2014年3月の国際司法裁判所(ICJ)判決後、2年ぶり初の捕獲を伴う本格調査。入港式で、松岡耕二調査団長は調査概要を報告。「12年の調査の初年度であり、反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の妨害など不測の事態が懸念されたが、幸いSSとの遭遇もなく、調査の所期の目的をきちんとクリアすることができた」として、①333頭のクロミンククジラの標本採集(捕獲枠算出モデル構築のための情報採取)②資源量推定のための非致死的調査(バイオプシー標本採集や衛星標識装着実験など)③餌生物(オキアミ)資源量調査-を実施、多くの貴重なデータをもち帰ったと報告[....]