[1032]日・パプアニューギニア、日・パラオ漁業協議から

2017年3月1日

◆日・パプアニューギニア漁業協議
 昨年10月11日から13日まで、パプアニューギニア独立国のポートモレスビーで「日パプアニューギニア漁業協議」が開催され、2017年漁期の入漁条件に関し合意に達しましたので今回はこれについてお伝えいたします。
 この協議は、パプアニューギニア水域内で操業する我が国カツオ・マグロ漁船の操業状況や入漁条件等についての意見交換を目的としています。今回の協議では日本側からは、花房克磨農林水産省顧問、水産庁、全国近海かつお・まぐろ漁業協会、全国遠洋かつお・まぐろ漁業者協会、海外まき網漁業協会及び公益財団法人海外漁業協力財団の担当者、パプアニューギニア側からはジョン・カスパプアニューギニア水産公社(NFA)総裁、フィリップ・ポロンNFA次長ほかが出席しました。
 今回の協議ではまず我が国カツオ・マグロ漁船の入漁条件について議論され、
(ア)2017年1月1日~2017年12月31日のまき網漁船の入漁条件について協議を行い、操業に必要な隻日数を入漁料として購入することが合意されました。許可枠は従来通り35隻となっております。
(イ)2017年1月1日~2017年12月31日のはえ縄漁船の入漁条件について協議を行い、入漁料について合意しました。許可枠は遠洋船22隻、近海船は2017年6月末までの間に、隻数を先方に通知することとなっております。
 そして会議ではパプアニューギニア水域内における我が国カツオ・マグロ漁船の操業状況のレビューが行われました。

◆日・パラオ漁業協議
 平成28年8月1日から4日、及び10月26日から27日までの2回、パラオ共和国のコロールにおいて「日・パラオ漁業協議」が開催され、パラオ水域で操業する我が国漁船の入漁条件などについて議論されました。この協議は、パラオ水域内で操業する我が国カツオ・マグロ漁船の操業状況や入漁条件などについての結果報告と意見交換を目的としています。
 我が国とパラオとの漁業関係ですが、はえ縄・釣り・まき網の民間協定が1979年4月に発効しました。これまでに、5度の中断期間がありましたが、2000年9月以降現在に至るまで良好な漁業関係が維持されています。
 今回の協議では日本側からは、花房克磨農林水産省顧問、水産庁、全国近海かつお・まぐろ漁業協会、海外まき網漁業協会、海外漁業協力財団の担当者が、パラオ側からは、ウミー・センゲバウ天然資源・環境・観光大臣ほかが出席しました。

 この協議では、
1.パラオ水域におけるカツオ・マグロ漁船の操業状況の報告が行われ、パラオ水域内で操業する我が国漁船の活動について情報交換を行いました。
2.パラオ水域内で操業する我が国カツオ・マグロ漁船の入漁条件について議論され、
(ア)まき網漁業の2017年の入漁料について、操業に必要な隻日数を入漁料として購入することで合意しました。
(イ)マグロはえ縄・カツオ一本釣り漁業の2017年の入漁条件についても10月の交渉において合意しました。(水産庁海外漁業協力室)
(水産庁海外漁業協力室)