[1014]日ロ漁業合同委員会第32回会議の結果について

2016年4月8日

 漁業の分野における協力に関する「日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との協定」に基づく日ロ漁業合同委員会は、毎年、日本水域におけるロシア系サケ・マスの漁獲に関する条件などについて協議しています。

 今年の会議は3月22日から26日まで、東京で第32回会合が開催されました。会議では、日本側交渉団長を保科水産庁増殖推進部長が務め、ロシア側代表団長はサフチュク露連邦漁業庁副長官が務めました。このほか、両国の外務省をはじめとした関係省庁や民間団体の代表者が会議に出席しました。

 会議では、日本漁船の漁獲量などが主な議題となりました。協議の結果、漁獲量は昨年と同一の条件となる2050トンを確保しました。漁業協力費の総額も昨年と同一の条件となる、実際の漁獲量に応じて負担する方式を採用し、その上限を3億6万円、下限を2億6405万円とすることで、双方の意見が一致しました。

 このほか、日ロ間の科学技術協力計画についても議論を行い、北太平洋におけるサケ・マス類の生態や分布に関する調査など、両国の研究機関による協力を行うことで意見が一致しました。

 結果の概要は以下のとおりです。

 2016年の日本水域におけるロシア系サケ・マスの漁獲に関する操業条件
(1)
漁獲量 : 2050トン(前年同)
内 訳 : 
[1]カラフトマス、ベニザケ、ギンザケ、マスノスケ1550トン(前年同、ベニザケ、ギンザケ、マスノスケは3魚種合わせて1隻あたり1トンまで)
[2]シロザケ500トン(前年同)

(2)漁業協力費 :2億6405万円~3億6万円の範囲で漁獲実績に応じて負担(前年同)

(水産庁国際課)