日ロ協力で注目、テクニカン「凍眠」を国営TVが取材

2016年12月27日

「凍眠」と使った凍結実験を撮影、取材するロシアのテレビ局スタッフ

「凍眠」と使った凍結実験を撮影、取材するロシアのテレビ局スタッフ

 ロシアの国営テレビ局「ロシア24(Russia24」が6日、(株)テクニカンのリキッドフリーザー「凍眠」を取材に訪れた。日本の優れた凍結技術を紹介し、今後同国の水産物の有効利用に役立てたいという狙い。プーチン大統領の訪日に合わせた企画で、両国の8項目の協力プランの一つでだ。

 取材したのは、リキッドフリーザー凍結「凍眠」システム。当日はゼリーや牛肉、水産物などを「凍眠」で凍結し、その後解凍する一連の工程を撮影した。この撮影は、外務省から委託を受けたインタナショナル映画(株)が、同省国際報道官室に招聘(へい)された同局の取材のコーディネート。今回の番組は、「日ロ8項目」の協力プランに関する取材で、プーチン大統領の訪日直前の12月12~14日に特別番組を「特集ルポルタージュ」(4回)。第1回は13日午後に放送された。

 ロシアも水産国であり、魚は豊富に揚がるがコールドチェーンは日本ほど発達していない。特に凍結技術は日本が優れている。ロシアも水産物を長期保存することで資源の有効利用を目指し、かつ安定供給と鮮度保持による質の向上を目指すことが求められている。こうした、ロシアのニーズと、約30か国に輸出し実績を残しているテクニカンの「凍眠」システムが注目されたと考えられる。

 実験室でゼリーや牛肉を使って凍結実験で、リキッド凍結液に直接手を入れてみせた。最後に、解凍したゼリーや牛肉を試食。ロシア人スタッフも、新鮮さ、おいしさに驚いた様子だった。[....]