新・南極海鯨類科学調査へ、勇新丸など下関から出港

2015年12月2日

激励を受けて出港する勇新丸

 改訂管理方式(RMP)によるクロミンククジラの捕獲枠算出など鯨類資源量推定に必要なデータ収集や、南極海生態系の構造・動態研究などを目的とした新・南極海鯨類科学調査に向けた調査船団の出港式が1日、下関市のサンセイ?下関工場で行われ、出港した。
 出港したのは、目視採集船の勇新丸(724トン)と第2勇新丸(747トン)、水産庁監視船・第2昭南丸(712トン)。 新調査は一昨年、国際司法裁判所(ICJ)が示した判決を踏まえ科学的に客観性を高めた。今期は新計画のもと、クロミンククジラ333頭の捕獲調査を行うほか、非致死的調査も精度を高め継続する。

 主催者を代表して、鯨類研究所の西脇茂利参事が藤瀬良弘理事長のあいさつを代読。「これまでの調査で南極海生態系が大きく変化していることを明らかにしており、調査の重要性は依然として変わっていない。貴重な調査データを満載して帰港することを期待している」などと[....]