教えて水産改革①/長谷水産庁長官、変化に負けぬ水産

2018年6月21日

クリックで画像を大きく表示します

「目標はバランス取れた水産国家」と語る長谷長官

 水産改革の方針が決まった。「大改革だ」いや「骨抜きだ」とさまざまな評価が飛び交う中で、改革案作成の総指揮を執った水産庁の長谷成人長官は、どんな思いで水産改革の方針を取りまとめたのか。長谷長官に聞く「改革への思い」を皮切りに水産庁の担当部課長に聞いた「改革Q&A」を連載する。
 ◇問い/規制改革からの提言でなく、自ら改革を出したのは。
 ◆長谷長官/現場を知っている私たちの責任として、「改革のための改革」ではなく、しっかり将来を見据え、時代に合った「実のある改革」をすべきだと考えたからだ。内閣府の規制改革会議が水産庁の方針を評価したのは、その思いが届いたものだろう。
 ◇問い/改革に不安を感じている漁業者は多いです。
 ◆長谷長官/漁業権については「がんばってやっている人の継続利用を優先する」ことをしっかり法律に明記する。そこは自信をもっていえる。今がんばって漁業に取り組んでいる人が不安に感じるようなものにはならない。それは信じてもらうしかないし、法律案をみてもらいたい。
 ◇問い/漁業権の優先順位を撤廃したのはなぜですか
 ◆長谷長官/単に漁業を企業に開放するためなどではなく、水面の総合利用においてしっかり役割を果たしてくれる人を応援する仕組みをより合理的なものにしたいということだ。[....]