改正市場法施行への2年㊤武田市場室長/ルール協議

2018年7月27日

 卸売市場制度を従来の許認可制を認定制に改める大幅改正を含む「卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律」が6月22日に公布された。市場ごとに定めるルールの策定および認定申請手続きのための猶予を確保するため、施行までに2年以内という時間が取られた。農林水産省食料産業局武田裕紀卸売市場室長に改めて聞いた。
 ◆武田室長/政省令と基本方針は今年の秋口…秋のそんなに遅くないうちにお示しできると思う。
 今の整備基本方針のように市場に関するさまざまな方向性を書くようなことはない。今回の改正の基本は、現場で柔軟に取り組めるという性格のものだからだ。昨年末に決めた改革の取りまとめで、法律の条文内に盛り込めなかったことや国会の付帯決議で要請のあった事項を中心に組み立てる。したがって審議会を繰り返し開く、別の会議体をつくるといったことはない。
 その他の取引ルール扱いになった「第三者販売の原則禁止」「直荷引きの禁止」「商物一致の原則」などは法律上一切書いていないので、基本方針の中でそうしたルールも各市場の必要に応じて「定めることができる」ということは明記することになるだろう。[....]