広さ実感とアクセス不安、水産物部が豊洲で初の習熟会

2018年1月25日

水産仲卸売場を見学する来場者(時間は午前7時ごろ)

水産仲卸売場を見学する来場者(時間は午前7時ごろ)

 東京・豊洲市場で24日早朝から築地市場水産物部主催では初の「習熟会」が開かれた。休市日で、水産卸や水産仲卸の幹部、従業員が訪れて構内を改めて確かめるとともに、取引先や買出人の対応にあたった。関係者は改めて施設の広大さを実感するとともにアクセス面の改善の必要性を感じていた。

 開放されたのは7街区の水産卸売場棟と管理棟、6街区の水産仲卸棟と加工パッケージ棟などの主要施設。関係者は市場業者による案内や、都が複数回に分けて行った場内を巡るツアーに参加するなどして、施設内部を確かめた。

 報道陣は20社37人が参加し、水産仲卸「亀谷」や関連事業者「伊藤ウロコ」の店舗、マグロ水産卸売場を主催者の案内で回った。大雪の影響で首都高はまひし、都外の取引先が訪問を取りやめるなどの影響を残念がったが「改善すべきところがあれば指摘してほしい」と従業員に呼び掛けていた。

 伊藤裕康東京都水産物卸売業者協会会長は「これからも何回も現場をよく見て、設備・設計の中身をいち早くつかんで利用していくことが大事」、水産仲卸の早山豊東京魚市場卸協同組合理事長は「組合員が新たに感じたことや要望をアンケートし整理したうえで都に提出したい」と話した。業界団体の幹部からは「場内を歩く距離が長い」「周辺道路の手狭さが気になる」といった課題も出ていた。[....]