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年間8万立方メートルの堆積砂を移動、福田漁港サンドバイパスシステム

2016年4月6日

サンドバイパスで砂を吸い上げる

 静岡県が約2年前にアジアで初めて導入した福田(ふくで)漁港・浅羽海岸サンドバイパスシステムは、計画していた年間8万立方メートルの堆積砂移動に成功した。今年度から通年の試験運転を実施し、さらなる創意工夫を加えつつ効率化を高め、50年間をめどにした機能保全計画を取りまとめる。当初予定を実現したものの、現在は堆積が想像以上に多いことから、まずは計画水位まで戻るレベルまで土砂の移動量を増やし、その後は再び年間8万立方メートルの水準で運用していくという。

 サンドバイパスは、名前の通り砂を移動させるシステム。河川や海からの波で漁港区域に砂がたまる漂砂・埋没問題、海岸の砂が少なくなる侵食問題という沿岸の問題を一挙に解決する新技術だ[....]