年末商戦は順調な販売、主要9商材総括 

2016年1月12日

年末の買い出しで混雑する築地市場

年末の買い出しで混雑する築地市場

 水産商材の平成27年年末は、厳しさを増した調達難と価格高騰から、手持ちの商材に自信のもてないまま商戦に突入した。ただ、絶対量不足を見越して早期から商談を活発に行っていたうえ、終盤に市場を混乱させる投げ物(処分売り)もわずかだったことが奏功。計画からの大幅な上積みはならなかったものの、予定の販売はこなせたとの評価が目立った。関東圏中心に年末商戦を総括する。
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 取り上げた商材は、マグロ、ブリ(ハマチ)、タコ、カニ、エビ、カズノコ、イクラ、サケ・マス、ねり製品。
 好調な売れ行きとなったのはタコ、カニ、エビに加え、イクラだった。
 タコは、輸入タコの搬入が前年より増えたことでマーケットが潤った。暖冬は、鍋物需要を縮ませたが、タコの刺身需要を刺激した面もあった。
 カニは、調達できた商材が高値ながら意外にスムーズに小売へ渡ったもよう。流通段階では投げ物期待が空振りに終わった、という声もあった。[....]