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平成31年己亥、続く不確実時代「価値観」の共存を

2019年1月1日

 2019年(平成三十一年己亥)の年が明けます。己(つちのと)は、昨年の大地の弟で、耕作地。そこに生い茂った草木を整える意。亥(い)は、固い殻に包まれ時を待つ種。何事かが突発的に起きる事態も想定され、予期せぬ事変・災害に備えながら、足元を固める時。引き続き、感度の高いアンテナを張りめぐらせて正確な情報をキャッチし、基礎体力を強化することが肝要といえそうです。
 国内では水産の基幹的法律(漁業法、卸売市場法、出入国管理法、食品衛生法)の動向がニュースとなりました。特に、70年ぶりの改正漁業法は、短期間の審議により、当事者である漁業者の十分な理解が得られたとはいえず、今後の政令・法令などを通じた議論の深まりが重要な課題です。
 今年は平成の最後の年、30年の出来事をまとめた表がこの新年号に掲載されています。目立つのは、阪神・東北の大震災、広域豪雨や大型台風の来襲など災害の多発と長く続いた経済の低迷。一方で国難ともいえる事態に遭遇すると、この国の人々は結束と共助の力を発揮します。資源がないといわれますが、日本周辺の海は、世界一資源量が豊富な海です。太陽光・地熱・風力と自然エネルギーも工夫次第。もてるものを十全に生かして省エネ型で自立型の豊かな社会をつくり出す能力も備えています。この底力を次の世代に引き継ぎ、持続可能な社会の実現に力を合わせていくことを願います。[....]