市場PT青果部をヒアリング、移転時期早期明示求める

2016年12月16日

青果関係者からのヒアリングにあたる小島市場問題PT座長

青果関係者からのヒアリングにあたる小島市場問題PT座長

 市場問題プロジェクトチーム(PT、座長・小島敏郎青山学院大学国際政治経済学部教授)は14日、東京・築地市場で青果部関係者から豊洲市場施設の機能と安全性をテーマにヒアリングを行った。水産物部中心の前回とは一変。参加者は5街区の青果棟がいかに築地の機能不足面をカバーするかを訴え、移転時期の早期明示と確認後に小池百合子知事による安全宣言を行うように要請した。

 青果部関係者は早くから卸・仲卸・小売が三位一体で、未来型モデルを豊洲に創り上げようと協議、互いに合意した新たなコンセプトに基づき、どのように施設設計に落とし込んだかを詳しく説明。小池知事の開場延期の決断で、理想形に近い豊洲市場への移転が停滞していることへの不満をぶつけた。

 青果部にとっても「豊洲市場は満点ではなく不備はある」(青果卸)、「(使い勝手は移転したあとに)これから解決すればいい」と、移転前に使い勝手の議論に時間を空費することに疑問を投げ掛けた。

 ただ、幹線道路の交差点の対角線上にある6街区(水産仲卸棟)との買い回りの不便さについては「水産仲卸と協議をしているが、今のところ解決はついていない」(青果小売)と答えた。

 小島座長は「6街区と状況が違う。よくできた施設だと思う」と感想を漏らしつつも「経済性、持続性などでもっと賢い解決はできる」と、さらに精査を行う考えを伝えた。[....]