岡山理科大・養殖ベニザケ出荷へ/好適環境水で陸上養殖

2019年3月26日

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好適環境水で養殖されたベニザケ㊤、㊦は淡水養殖されたヒメマス

 岡山理科大学は陸上施設でベニザケの養殖試験を行い、2月には商品として小売店に出荷する段階にこぎ着けた。刺身で食べることが可能で、購入客からは食感がよいと好評価を受けているという。天然ベニがもつ赤い身色の再現性などに課題は残るものの、これまで事業化されていなかったベニザケ養殖の研究知見として注目される。

 養殖試験は広島県安芸太田町との共同事業(中山間地域における陸上養殖具現化共同研究事業)として、山本俊政バイオ・応用化学科准教授の研究グループが実施。同大が開発した「好適環境水」を使ってヒメマスを養殖し、スモルト化(稚魚が銀毛化し、海水耐性をもつこと)するか、生残率や成長率、身質などを調べ、事業化に向けた可能性を探った。[....]