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富山いずみサクラマス、海上養殖の拡張めど、試験良好

2019年8月1日

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新湊魚市場で販売される「いみずサクラマス」(射水サクラマス市場化推進協議会提供)

 富山の官民連携で立ち上げた「射水サクラマス市場化推進協議会」が進める世界初の完全養殖サクラマス「いみずサクラマス」3年目の2019年シーズン水揚げが終了。陸上養殖と新湊漁港内の海上養殖イケス1基体制から港外に1基追加した海上イケス2基体制に広げ、量産化に弾みをつけた。

 「いみずサクラマス」は、地元内水面の大門漁協が人工ふ化から中間育成を行い、堀岡養殖漁協が成魚の育成を担当する「オール射水」の養殖体制確立を目指す養殖魚ブランド。県水産研究所や射水市もプロジェクトに参画。生食用提供が中心となるものの、天然物不足から輸入物原料中心だった富山名産の「ますの寿司」を再び内製化するなど、加工原料向けの供給も視野に入れる。

 今シーズンも2月ごろから出荷が始まり、最終的に陸上養殖は1万尾10トンを、海上養殖は港内2600尾3・3トン、港外1700尾2・2トンの計4300尾5・5トンを生産した。価格はキロ1700円前後で推移している。[....]