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宮城県イサダ漁、記録的な不漁

2016年4月26日

生産者にとっては厳しいシーズンに

 3月1日解禁の宮城県のイサダ(オキアミ)漁が4月20日、記録的な不漁に終わった。主因は最盛期に襲来した低気圧。“稼ぎ時”を棒に振ったうえ、通過後には海水温が急上昇し、「出漁しても魚群が全く見えない」という極度の不漁に陥った。結局、終盤まで改善はみられず、漁獲枠を半分近く残したまま今期の操業を打ち切った。それでも浜値は、相当量の越年在庫の存在を背景に低迷し、生産者は「これほど悪い年は記憶にない。本当にがっかり」と肩を落としている。

 今期は漁獲枠を1万5000トン(前年1万6000トン)、解禁日を3月1日(3月5日)に設定してシーズン入り。生産関係者によると、全体的に魚群は分散傾向にあったが、金華山沖などの近場にも漁場が形成され、序盤から中盤にかけては「出漁すればすぐに満船」という好調が続いた[....]