宮城カキ初入札、良品揃いキロ3014円の好滑り出し

2017年10月3日

宮城県内すべての浜で一斉に殻むき作業がスタートした
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宮城県内すべての浜で一斉に殻むき作業がスタートした

 宮城県の生食用むき身カキの2017年度初入札会が9月29日、石巻市のJFみやぎ鮮カキ共販所で行われた。卵の抜け、粒の大きさともに良品が揃った。品質見合いの好値応札が相次ぎ、平均価格は過去10年で3番目に高いキロ3014円。生産者を「期待通り」と喜ばせる上々の滑り出し。

 北部・中部地区で生産された13トン(前年9・5トン)が上場。JFみやぎによると、気仙沼共販所扱いだった北部産品を集約したこと、粒が大きめだったこととで「思った以上にまとまった」。

 目立ったのは品質の高さ。盆明け以降の度重なる降雨で漁場海域に栄養分が豊富に流れ込み、全般に生育が進んだ。放卵も先月の大型台風に伴う波風で一気に進展。これらが相まって粒の大きさ、卵の抜け具合ともに「スタートとしては申し分ない」と評される良品が揃った。平均は「高過ぎ」とされた前年(3764円)には及ばなかったものの、生産者がとうなずく平年以上の水準に達した。

 出荷は来年5月末まで行われ、県全体で昨年より100トン多い1800トンの出荷が見込まれる。[....]