定置網漁業者による支援検討、太平洋クロマグロの資源回復へ 

2016年3月28日

 水産庁は24日、第24回太平洋広域漁業調整委員会を東京都内で開き、資源回復を目指す太平洋クロマグロの管理について議論を行った。冒頭のあいさつで長谷成人水産庁次長は「定置網の管理が最上級の難問」と改めて強調。定置網でどうしても漁獲抑制ができず、他の漁業種類にしわ寄せがいく場合は「定置網漁業者による、他の漁業種類への支援も含めて検討していく」と述べた。
 太平洋クロマグロは中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の国際合意で小型魚(30㌔未満)の半減規制を実施している。日本の漁獲上限4007㌧は国際的な約束で、漁獲上限を超えた場合は翌年から枠が削減されてしまう。そのため定置網や零細漁業者も含め、1㌧単位の厳格な数量管理が求められている。7月からはTAC(漁獲可能量)制度が試行されるが、漁獲抑制が難しい定置網の[....]